FEATURES

DESIGN
もう一度、自然で素直な感覚を携帯電話に。iidaの第一弾プロダクトG9に続いてlottaのデザインにあたった岩崎一郎は、これまでの携帯電話が忘れかけていた意志をlottaに込めました。「大切なのはバランス感覚。上品さとカジュアルさ、強さと柔らかさ、シンプルさと丁寧さ。それらのバランスの中から、モノとしての存在感が生まれ、そしてそれが、ちょうど良く心に留まるぐらいの個性となって現れます」 そんなlottaの感性は、ディテールに表現されています。手の中でほど良く安定する、ほんの少し台形がかった繊細なシルエット。2色のコントラストがあざやかな表面の切り替え。マットな手触りと、ツヤのある質感。すがすがしい主張と、丁寧な配慮の積み重ねが、lottaの魅力を作り上げています。もうひとつの特徴が、表面に大きく刻印された3つの数字。数字には、誰もがさまざまな思い入れを持っているはず。それぞれのカラーと組み合わせられた、なじみのある数字たちが、あなたとlottaの距離を、より近しいものにしてくれるはずです。
DESIGNER
岩崎 一郎
岩崎 一郎 プロダクトデザイナー
ソニー(株)デザインセンター勤務の後、渡伊。ミラノのデザインスタジオを経て帰国後、1995年にイワサキデザインスタジオを設立。テーブルウェア(contrast)、ケトル(pyrex)、スピニングリール(EVERGREEN INTERNATIONAL)、携帯電話(KDDI)など、日用品から情報機器までプロダクト全般のデザインを手がけている。ドイツ連邦デザイン賞、iFデザイン賞、red dotデザイン賞、Gマーク特別賞など受賞多数。
COLOR
lottaのカラーバリエーションは3タイプ。ホワイト、イエロー、グリーン、それぞれの魅力を最大限に引き出しているのが、大胆なカラーの組み合わせ。黒で縁取られた力強いシルエットと明快なコントラストは、各色のみずみずしさを際立たせ、目にするたびにポジティブな気分にさせてくれます。さらに、ボタンの配色にも独創的な工夫を盛り込みました。通話ボタンのワンポイントは、遊び心ある印象だけでなく、たとえば別のことをしながら操作をするときも、直感的にボタンの位置が把握できる、という実用性も叶えています。
DISPLAY
lottaとあなたの絆の深さは、数字で確かめることができます。lottaは液晶ディスプレイのグラフィックも、洗練された上質感と遊び心の絶妙なバランスで構成されています。開くとまず目に飛び込んでくるのは、一見、無機的に配列された数字。時計とともに現れるこの数列は、じつはカウンターになっていて、あなたがlottaを操作するたび、ひとつずつ数字がカウントされていくのです。スマートでありながらも、どこか人なつこさを感じさせるlottaのキャラクターは、ディスプレイに現れるこんな機能からも感じ取ることができるのです。